ユッケ消える

9月30日の北日本新聞を読んでショックが・・・
10月以降、ユッケが県内の店舗から姿を消すというのです

一連の集団食中毒事件を受けて厚生労働省の罰則付き新基準が10月1日より施行され、
県内では新しい基準に対応できる店舗が無く姿を消すということのようです
仮に対応できてもコストがかかりすぎて商品として提供できないとも

もちろん死者が出るほどに社会問題化したのですから法の規制が入るのは当然なのでしょうが、
こうして食文化が失われるのはなんとも残念でもあります

セミの声

9月に入るとすっかり暑さも和らぎセミの鳴き声も聞こえなくなってきました

しかしセミといえば土の中からやって来ますが、
これだけアスファルトだらけになってもセミの鳴き声を聴く限りでは生息量が減ったようにも感じません

ウィキペディアで調べてみると意外にも短命と思われているセミですが、
幼虫として土の中で暮らしている期間はアブラゼミで6年、成虫で1カ月と昆虫の中では長寿の部類だとか

あんがい地味そうに見えるものが長寿だったりしますが、
日本の政治もそろそろ長寿で骨太の政策を推進願いたいものですね

さくら

4月に入り天気の良い日が続きますが気温はまだまだ寒く、
桜の開花はもう少し後のようですね

震災の影響から自粛ムードが広がり花見も自粛すべきか物議を醸しているようですが
私の商売柄からすると普段通りに経済活動を営むことも大切なのではないかと思ってしまいます

自粛というよりは節度のある行動が求められているだけではないでしょうか

義援金と税制

確定申告も終わりほっと一息と言いたいところですが
東日本大震災の報道を見ていますととてもほっとした気分にはなれません
被災された皆さまにはくれぐれもお見舞い申し上げます

国税庁のHPには義援金等の税務上の手続きについて説明が出ています
日本赤十字社等に対する寄付金は個人、法人ともに税制上のメリットがあります
詳しくはHPをご確認ください
http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/gien/index.htm

伊達直人

年明け早々今年の流行語大賞決定を思わせる「伊達直人」
全国に善意の輪が広がるのは年明け早々明るい話題ですね

しかし残念ながらこの全国の「伊達直人」さんたちは
確定申告において寄付金控除によるメリットを受けることはありません

もちろんご本人は見返りが目的ではないのでしょうけど税制はこういった寄付、
というより善意そのものに対しての優遇がやや限定的に過ぎるのではないかなあと感じたりします

相続税基礎控除カットの影響

政府の2011年度の税制大綱がでましたね
衝撃的だったのが相続税の基礎控除の見直しです

5000万円+1000万円×法定相続人数

3000万円+600万円×法定相続人数
となり
具体的には妻と子の合計2名の相続人の場合で
従来相続財産が7000万円を超えなければ納税義務が無かったところ、
4200万円と4割カットになっています

そうなると懸念されるのが相続時精算課税制度を選択された方です

選択当時は相続税がかからないだろうと想定して選択した方もかなりの数でいらっしゃると思われます
基礎控除の4割カットは多くの方が想定外なのでは

この制度は相続税が発生しないと言う前提ではとても使い勝手の良い制度なのですが、
相続税が発生する場合には恐ろしい側面があります

それは贈与を受けた時点での財産評価額が相続発生時までひっぱられる点です
つまり相続発生時に手許に一円も残っていなくても
相続税を払わなくてはいけないという場面がありうるのです
(もっとも今回の税制大綱とは別次元でもともとそういう制度なのですが)

政府はさらに相続時精算課税制度の拡充を図り若者の消費拡大を促そうと検討しているようですが
納税という将来の負担を曖昧なまま先送りしてお金を使わせようという様は
まさに日本の政治の姿そのもののようです

スピード社会

アメリカではオバマ民主党が中間選挙で大敗し
日本と同様の「ねじれ」状態になりましたね

共通しているのは「改革」に期待を込めた世論の失望が反動となっている点でしょうか
世界的にミニ政党が活発化して既存の政党だけでは民意をカバーしきれていなくなっているようですね

グローバル化が進んで一国だけでは解決できないことが増える一方で、
結果は短期的に求められる

世の中がこれほどまでにスピード化したのはIT化が進んだことも
一因なのでしょうか
だとすればまさにもろ刃の剣ですね

草食男子

本日の日経新聞一面トップは
「若年層収入 女性が上回る」
総務省の調査によると30歳未満単身世帯の女性の可処分所得が男性を上回ったとか

つい先日は世界経済フォーラムにおいて男女格差が
日本は134カ国中94位と主要先進国の中では最下位だと言われたばかり、
現実には収入面での男女逆転現象がおきている


スポーツジムに行っても女性とお年寄りばかりで
若い男性はあまり見かけない

男性の営業マンはなにやら疲れた表情をしているが
女性の営業ウーマンははつらつとして元気

そう感じるのは私だけでしょうか

だいたい「年越し派遣村」に集まっている方たちも
TVを見る限り男性ばかりで女性を見たことがない

最近イクメンという言葉もよく聞きますが
実は女性にこそ職場に留まってほしい事の現れだったりして

そう感じる私が思う男性最大の強みとは、
ズバリ「オタク」です
良くも悪くも男はしつこい執着心や凝り性なのが取り柄

このシツコイエネルギーがストーカーなどではなくプラスの方向に発揮されれば・・・
家事や料理が上手になりそうですね

住宅ローンの選び方③

すでに住宅ローンの選び方として、

●固定金利
●元金均等返済

という2つのポイントをおすすめしましたが
この2つのポイントを満たすことのできる商品が「フラット35」です

「フラット35」はほとんど全ての金融機関で取り扱いしていますので、
現在取引している金融機関をわざわざ変えたりする必要もありません


住宅ローンには大きく2つの体系があります、
「銀行固有の商品としての住宅ローン」と、
金利と手数料等以外はどの金融機関でも同一規格の「フラット35」です

銀行固有の住宅ローンは私のオススメポイントである
固定金利や元金均等返済に対応していない商品が多いです、残念ながら

ところで私オススメの「フラット35」は肝心の金融機関や住宅販売業者はほとんど勧めていないようです
どちらかというと「銀行固有の商品としての住宅ローン」をメインに勧めているようです

たぶん、
銀行・・・ズバリもうけが少ないから
業者・・・借入に時間がかかる、フラット35に適合する物件に縛られる
・・・などが理由ではないでしょうか

何年間も利息を払い続けるのは借入するこちら側ですので
くれぐれも住宅ローンは慎重に選びましょう!

住宅ローンの選び方②

住宅ローンのソントクで金利の次に大切なことなのに
ほとんどの方が見落としているのが返済方式です

「元利均等返済」と「元金均等返済」の違い

私は結論として「元金均等返済」をお勧めします

住宅ローンは「借入金額の元本+利息」で返済をしていきます
例えば100万円を借りて同じ10万円返済でも、

●「元利均等返済」の場合・・・元金と利息をプラスして10万円を返済します(返済は10万円ぴったりになる)

●「元金均等返済」の場合・・・元金10万円に利息をプラスして返済します(返済は10万円以上になる)

この違いはなかなかピンと来ないかもしれません

結論から言いますと、「元金均等返済」のほうが元金の減少が速いので利息が少なくなり支払総額が少なくて済みます

【 具体例 】 借入金額:2000万円 、借入期間:35年 、金利:固定2.470%
元利均等返済・・・支払総額 約2989万円
元金均等返済・・・支払総額 約2866万円
その差は123万円にもなります、借入は同じ2000万円なので支払利息の差ということになります

もっとも「元金均等返済」にもデメリットがあります
●元利金等返済・・・返済額は一定(上記例で@71,178円/月)
●元金均等返済・・・最初のうちは返済額が大、という点にあります(徐々に返済額は減少、上記例で初回返済@88,786円/月、およそ返済15年目で元利金等返済の返済額を下回る)

しかしこのデメリットも考えようで、
土地は変形しませんが、建物は年々老朽化してリフォームが必要になるものです
であれば家の老朽化に対して年々ローン返済が減少することで、
その減少分をリフォームなどの貯蓄に回す余裕ができるのです

ここでも
「人生において予期せぬ出費はよくあるが、予期せぬ収入はほとんどない」
という事実を念頭におく必要があります

じゃ、具体的にどこで借りればいいの?は・・・つづく