世界自然遺産と増税

世界自然遺産に登録されている北海道の知床、
生態系などを保全するため来年5月より入場制限・有料化を実施するとか

同じく世界自然遺産に登録されている屋久島も「協力金」や「募金」
という名の実質有料化が進んでいるようです

まあ「美しい自然を残すことに協力ができるのならば」という思いと
「せっかくここまで来たのだから」との思いで
この有料化を頑として拒む人はそれほどいないと思われます

しかしことが消費税の増税となると
「日本の財政健全化に協力ができるのならば」と
快くポンと支払う人はそんなに大勢はいないと思われます

増税の必要性を認識していてもイザ「今までの倍の税金を支払え」
ということになるとこれはかなり深刻です
一度上げた税率は二度と下がりそうもないと思われますので
観光へたまたま一回行ったのとは大違いで実に大変な問題です

このうえ納税者番号制の導入なんて現在のねじれまくり国会で意見がまとまるのでしょうか
増税を納得してもらうためには増税の必要性と制度の合理性が理解されないと難しいのでしょうね