年末調整 第1回 給与から天引きされるもの

いよいよ12月ですね
会計事務所は12月と言えば年末調整シーズンです

これから自分自身、確認の意味も込めてしばらく
年末調整の話題をつづりたいと思います

私はサラリーマン時代には自分の給与から何が引き落としされているのかに全く無頓着でしたが、
給与から差し引かれているものは一般的には次のものになります

・源泉所得税・・・・給与に対する税金です
・健康保険料・・・・病気にかかったときに給付を受けるための保険料です
・厚生年金保険料・・・・将来年金の給付を受けるための保険料です
・雇用保険料・・・・失業したときに給付を受けるための保険料です
※社会保険料は上記説明以外の給付もありますが詳細は割愛させていただきます

上記が一般的なものです

月々の源泉所得税は概算での徴収となるため年末調整はこの源泉所得税の精算を行う作業、
つまりサラリーマンのプチ確定申告という位置づけになります
(「所得税を計算する」という行為においては、年末調整も確定申告も適用されるルールはほぼ同じです)


一般的には、
「年間に徴収された源泉所得税額」>「年間の正確な所得税額」
となりますので差額が戻ってきます
これが年末調整の還付金です