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決算書は黒字なのにお金が残りません…
なぜかを具体例で示しますと以下の通りです

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1個100円のリンゴを2個仕入れた・・・仕入200円

リンゴが1個120円で売れた・・・売上120円
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これを現金の動きで示しますと、売上120 − 仕入200 = −80 (赤字です)

これを決算書で示しますと、売上120 − 仕入100 = 20 (黒字です)

となります、つまり決算書では売れた分しか費用になりません
(売れ残った分は売れたときに費用になります)

税金計算は後者の決算書で示した20で計算します、
つまり実際には手元の現金が-80でも納税をしなければなりません

経営成績を把握する上で損益計算書は有効ですが、経営者としては資金繰表やキャッシュフロー分析による現金の推移を常に把握することが不可欠です。

資金繰り表やキャッシュフロー計算書の作成・見方はどうぞ税理士にご依頼ください。
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