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事業を始めるなら個人と法人どちらがトクですか?
以下、簡単に法人(資本金1000万円未満)成りのメリット・デメリットを記しました。

【法人成りのメリット】
●事業主への給与支給が経費となり、退職金も経費に
(一定の場合には経費にならないケースがあります)
●新設法人であれば最初の2事業年度の消費税納税義務が無い
(一定の場合には納税義務があります)
●事業の赤字の繰越が3年→10年になる(青色申告が要件)
●社会保険加入により福利厚生の充実、人材確保にアピール
(事業主も協会けんぽ、厚生年金に加入できる)
●個人所得税は5%~45%の超過累進税率、中小企業の法人税は15%、23.2%の比例税率なので所得の多い方は税率が有利になる
●個人事業だと借入れの際、第三者保証人が必要となることが多い
(法人は代表者が保証人になれる)
●決算月を自由に選べる


【法人成りのデメリット】
●法人設立時には登記等の費用がかかる(設立後も一定の登記がある)
●法人は健康保険、厚生年金の強制適用となり手続事務負担、保険料の1/2負担が発生する
●複式簿記による帳簿作成の厳格化が求められる
●赤字でも地方税の均等割が最低81,000円(富山市の場合)かかる

※上記は簡単な説明になっていますので、個別具体的な相談はどうぞ税理士にご依頼ください。
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