預金の保護 その2

金融機関が破綻した場合に預金が1000万円まで保護されるとか、
そんな杓子定規な話は置いておいて・・・別の次元で考えましょう


そもそも現実的に政府は「預金は全額保護しません」なんてことが言えのでしょうか?
という疑問が私個人にはあります

個人では多い人で数千万円程の預金ですが
法人は規模によっては億単位での預金がザラにありますので、
金融機関を分散するには限界があります

これがある日突然、
「全額戻りません」
なんてことになったらどうなるでしょうか?

某銀行ヤバイ→その某銀行と取引している某企業は預金がおろせなくてヤバイ感じ→その某企業の取引先は某銀行と取引していないけど某企業と取引しているので、何だかヤバそう・・・→以下∞
つまり某銀行と取引のない人も風評被害を受けることになり、
無限のパニック&取り付け騒ぎになります

そうなったら麻生政権は確実に吹っ飛んじゃいますね
連鎖倒産も数知れないものとなるでしょう


つまり「けっきょく預金は全額保護」される、
イヤむしろ保護しないと大変な騒ぎになるので
「預金は保護せざるを得ない」というのが私の結論です

ペイオフなんかできっこないと・・・たぶん